大人が感染する確率は1%以下と言われているのですが、疲れ等で免疫力が下がっている場合は感染する&重症化する事が多い恐ろしい病気です。
今後の自身の教訓と、もし感染した人のために私の病状日誌と対処法を書きましたので参考にして下さい。
【手足口病とは?】
・ウイルスが原因で発症する夏風邪の一種。
・感染経路は、飛沫感染、接触感染による。
・子供の病気と思われがちだが、免疫力が下がっている場合は大人も感染&しかも重症化する事が多い。
・高熱、喉の痛み、下痢、手の平・足の裏・口の周りに水疱ができるのが特徴。
・ウイルス性の病気につき抗生物質が効かないので、自然治癒に頼るしかない。
【私の病状日誌】
7月17日(月)
今年初めてクーラーを付けて寝た翌朝、喉の痛み・悪寒・関節痛の症状。
「冷えて風邪引いたな」と思い、とりあえず市販薬を飲んで一日ベットから動けず。
7月18日(火)
内科に行って診て貰ったところ、喉がかなり化膿している模様。
溶連菌等の可能性もあるため、喉の粘膜を採取して検査してもらった。
結果、陰性だったので、医者は「細菌性の急性扁桃炎」との診断。
細菌性なら抗生物質が効くので少し安心し、早期回復を期待して点滴して貰った。
7月19日(水)
点滴を打って、薬も飲んだが喉の痛みが一向に治まらない。
ふと左手を見ると、中指の付け根あたりに小さい水疱が出来ていた。
とにかく喉が痛過ぎるので、今度は耳鼻咽喉科に喉を見て貰いに行く。
実は今朝起きたら手に水疱が出来ていたと話をすると「ああ、これは手足口病ですね」と即回答。
(そこで今年数年ぶりに大流行しているとの話を知った)
インフルエンザの様に出勤制限がかかる訳では無いが、とにかく薬が効かず自然治癒に頼るしかないので、思い切って今週は仕事休みますと連絡して自宅安静。
7月20日(木)、21日(金)
手足口病に見られる手足の赤い斑点と水疱が広がる。
喉の痛みが酷過ぎて、食事は食べられず夜も眠れない。
病気の治療に最も大事な2つが最も辛いという最悪の状況。
7月22日(土)
喉の痛みが全く改善されないので、最初に行った内科で改めて診察して貰う。
「喉の痛みは当初診断された細菌性によるものか、別の耳鼻科で診断された手足口病によるものか」を再確認し、「喉の痛みは当初診断の細菌性の急性扁桃炎ではなく、手足口病によるもの」と改めて診断。
症状が改善されないのと、相当体力低下しているので「自宅安静が必要」との診断書を書いて貰う。
併せて強めの鎮痛剤を処方して貰ったが、この「トラムセット配合錠」という薬がえらく効いた。
簡単に言うと「脳が痛いと感じるのを鈍らせる薬」で、多用するとヤバイ薬と思うが、ただ本当に効く。
7月23日(日)
前日処方された強めの鎮痛剤のお陰で若干喉の痛みが改善されるが、喉が潰れて声を出すのも辛い状況。
手足の赤い斑点と水疱が更に広がる。
7月24日(月)~30日(日)
24日(月)職場に今週も休む旨を連絡し、ベッドでひたすら1日を過ごす。
26日(水)あたりからおかゆ等が食べられる様になり、週末には殆ど回復した。
その後は指先の皮がボロボロとむけて、新しい皮膚が再生されてきた(今は綺麗な状態に戻った)
【そもそも自分はどこから感染したのか?】
大人の場合、一般には自分の子供から感染する事が多い様ですが、うちには子供がいないので、おそらく接触感染(エスカレーターの手すり等)から感染したのではないかと推測してます。
【治癒後はどうなるのか?】
・症状が消えた後も2ヶ月位は便からウイルスが出るらしいので引き続きうがい手洗いは徹底すること。
・手足口病には2種類のウイルスがあって、1度感染した方のウイルスはもう免疫ができているので大丈夫だが、別のウイルスの方で再度感染する可能性もあるので注意。
ただ今回自分がどっちのウイルスに感染したかは、町医者レベルでは判断できない。
【療養中に活用したアイテム】
・森永製菓「ウイダーインゼリー」
とにかく喉が痛すぎて固形物が喉を通せなかったので、これにもの凄く救われました。
・メイトー「牛乳と卵で作ったなめらかプリン」
「ヨーグルトは酸味で喉が痛いのでプリンにしよう」とスーパーでたまたま見つけて買って食べてみた。
これが大当たり!!
今まで食ったスーパー、コンビニで売ってる数々のプリンの中で一番旨い!!
治った今も食べてます。
・味の素「玉子がゆ」
喉の痛みが回復してきて食欲が出てきた時に食べました。
レンジで2分、美味しい。
・白金製薬「パープルショットうがい薬F 50mL」
病院で処方して貰った「アズノールうがい薬」が無くなったので購入。
カップ付きで便利。
【手足口病の予防法&感染した場合の対処法】
・冬以上に夏はうがい&手洗いをすること(私の今後の人生の教訓です)
・感染したら、思い切って休むこと(健康は何物にも替えられない)
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