2020年1月5日日曜日

ポーランドの映画ポスターを見てきた

 国立映画アーカイブで開催中の企画展、日本・ポーランド国交樹立100周年記念 ポーランドの映画ポスター を見てきました。

https://www.nfaj.go.jp/exhibition/polishposters/



 例年この時期の企画展は自分の好みの企画が多く、最後に行ったのは2年前の「ポスターでみる映画史Part3 SF・怪獣映画の世界」以来でした。

https://minehobbyblog.blogspot.com/2018/01/part3sf.html


【そもそもポーランドって?】
 ポーランドの映画と言われても、どんな作品があるかは全く知らず、そもそもポーランドってどこや?って話ですが、場所はヨーロッパ、ドイツの東隣にあり、正式な国名はポーランド共和国。
 過去、分裂に占領と辛い歴史がありますが、ネットでざっと読んだ限りだと、現在の首都ワルシャワはEU圏の中でビジネスに適した都市の上位にランクインをしているそうで、更には、EU圏の中で唯一プラス成長を続けているのはポーランドだそうな。
 また、国民の用心深い気質からか治安も良く、若者も多い国との事で今後の発展が注目されている国の一つらしいです。

 
 ちなみに自分が昨年ドハマリした、ウィッチャー3 ワイルドハントの開発チームであるCD Projekt REDもポーランドの企業です(原作もポーランドのファンタジー小説)


【ポーランド派について】
 ポーランド映画について調べていたら度々出てきたポーランド派という単語。
 wikiの説明を読んでも難しくて理解できないのですが、自分なりの解釈だと、これまでの労働者や人情といった社会主義的なテーマの芸術活動から、より自由で斬新な自由主義的な芸術活動のことらしいです。
 ポスターデザインもアールヌーボーやポップアートといった海外の芸術思想も取り入れられていたり、過去の企画展で見た映画ポスターと違い、いい意味でこれといった統一感が無く、型にはまってない印象を受けました。


 過去の企画展のカタログを引っ張り出して読み返してみたんですが、どれとも似つかない感じでしたね。

 
 3月8日まで開催中なので、興味ある方は是非。